インフルエンザ 2014 流行、予防注射(ワクチン)

インフルエンザの患者さんが全国に増えているようです。国立感染症研究所からインフルエンザが全国的な流行期に入ったと12月5日発表がありました。 昨シーズンより流行期に入るのが3週間早くなっています。 12月6日現在の発表では患者さんが多いのは岩手、福島など東日本の様で、大阪市においては感染情報センターの発表を見るかぎりでは患者さんが多くでているのは市の西部で、生野区など南東部はまだそれほど数はでていない様です。対策の一つの柱であるワクチン接種(予防注射)ですが、接種から効力を発揮するのに概ね2週間程度かかります。本格的な流行期に入る前にワクチンの接種を検討されては如何でしょうか? 当院では随時インフルエンザワクチン接種の申し込みを受け付けており、即日接種も可能です。 費用は 1歳から12歳まで                         ¥2,000 13歳以上                                   ¥2,500 大阪市に在住で65歳以上の方                    ¥1,000 (65歳以上の方の中には無料になる方が一部おられます。) となっています。 重症化しやすい高齢者や持病(特に呼吸器疾患、心臓病、腎臓病など)のある人には特にワクチンの接種をおすすめしていますが、ご本人がワクチンを打てばそれで万全という訳ではありません。そうした方々や妊娠している女性や乳幼児がいる家庭ではウィルスを持ち込まないために予防の基本となる手洗いやマスクといった対策をしっかり行い、接触するご家族も予防接種をうけてウィルスを持ち込まない様にする事が大切です。

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