痛風とは? 正確には痛風関節炎といい、突発的な関節の激痛発作が特徴で、足の親指の付け根に良く起こります。尿酸という物質が血液中に増加し(高尿酸血症)、それが関節内にたまること(より正確にはたまった尿酸結晶が関節内に脱落すること)から引き起こされます。 発作自体は1〜2週間でおさまりますので痛みがひけばそのまま放置する患者さんが少なくありません。しかし原因の高尿酸血症を治療しないと多くの場合、発作を繰り返すことになり、またさまざまな合併症を引き起こすことになります。 症状は? 痛風の発作には以下の特徴があります。 1)突然始まる痛み 何回も発作を起こしている人では直前にムズムズする、違和感があるといった前兆を感じることもありますが、多くの場合他の痛みのように段々強くなるというよりは最初から激痛で始まり、一日以内に最大の痛みとなるのが特徴です。 2)痛みはほとんど足の関節で起こる 最初の痛風発作は、多くの場合足の親指の付け根の関節に起きます。ただ最近は以前にくらべて足の甲やくるぶしの関節に起こるケースが増えているように感じています。 足の関節に多い理由としては足の部分は体温が低いこと、体重がかかり物理的な刺激が大きいことが考えられています。 3)痛みに思い当たる理由がない 例えば強くぶつけたり、関節をひねったり、また外傷後の炎症でも激痛が起こりますが、痛風発作の場合そういった思い当たることがないのに突然痛み出します。 以上より思い当たる理由がない足の関節の激痛が起こり始めたら痛風発作を疑う必要があります。 早急に医療機関(内科、整形外科)を受診しましょう。 治療は? 痛風発作は急性の関節炎ですので炎症を抑えることがまずは治療の目的です。そのため消炎鎮痛薬などの痛みを抑える薬を使います。一般的にはこれで比較的短期間に痛みは治まります。 そのため、痛みがひけば治療を中断する患者さんも多いようですが、大事なことは痛風発作を起こす原因になった高尿酸血症を治療することなのです。(これは内科が良いでしょう) 痛風その2 へ続く |